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冷え性に悩む主婦の毎日

働かないと罰金?

現在は日本を含む多くの国と地域が不景気にあえいでいて、場所によっては失業者もかなりの数に上るらしいけど、そんな中、モスクワのベラルーシでは、1年のうち最低でも半年間無職で納税しなかった人に罰金を科すという大統領令が発令されたらしい。
罰金額は日本円にしておよそ3万円。もし支払えなかった場合は拘束され、社会奉仕活動を命じられるというから、日本で言えば道路交通法違反に似ている感じ。
ちなみに未成年や障害者、学生、55歳以上の女性または60歳以上の男性は罰金対象外になるらしいけど、それにしたってちょっと厳しい命令だなあと思う。
一部の人をのぞき、誰だって好きで失業しているわけじゃないと思うんだけど、いくら納税強化策の一環とは言え、たった半年間無職でいたからって罰金というのはちょっと・・・。
だいたい、無職の人ならお金も持っていないはずで、3万円の罰金を支払える人も少ないんじゃないかな?
社会奉仕活動の人員を手っ取り早く増やすための命令のように思えなくもないけど、そのせいで長らく拘束されたら満足に就職活動も行えないわけで、何だか悪循環にはまってしまうような気がするなあ。
そんな命令を出す前に、まず半年間も失業しないで済むような社会に仕立て上げる方が先決だと思うのだけど。
働きたくても働くことができないという人にとっては、まさに追い打ち案でしかないわけで、下手すると労働者による暴動とかも起きてきそう・・・。