飲み物は常温です

冷え性に悩む主婦の毎日

ずさんというレベルじゃない

大阪府警は全部で65の警察署を抱えているらしいのだけど、なんとその9割にあたる約60署で、少なくとも約5000事件の捜査資料が放置されていたことが判明したのだそう。
捜査書類や証拠品は計1万点以上にのぼるらしいのだけど、保管すべき場所ではない機械室に置かれていたりして、捜査そのものが放置されていたんだとか。
事件については暴行や傷害、横領などが大半を占めていて、殺人など重大な事件は含まれていないようだけど、それにしたってすごい数・・・。
しかもそのうち約3000件はすでに時効が成立しているので、今さら捜査することもできないというわけ。
中には容疑者をほぼ特定できていたケースもあったようなので、その場合、みすみす犯人を見逃したことになるよね(汗)
古いものだと約20年前の資料もあっというから、要するに管理がずさんだったのはここ数年に始まったことじゃないという感じ。
ちなみになぜ今まで発覚しなかったのかと言うと、捜査員が普段立ち入らない機械室や車庫、使われていないロッカーに資料が入っていたから・・・とのこと。
それにしたって同じ署内にあるんだから、誰かが目にしたりしていても良さそうなものだと思うんだけど。
それとも段ボール箱とかに入っていて、開いてみないと中身がわからないから気づかなかったとか?
どっちにしても、そもそも機械室やら車庫やら使われていないロッカーやらに資料を入れる時点でおかしいし、それを誰も気づかなかった(たぶん見て見ぬ振り)のはもっと重大な問題だよね。
警察には毎日のように新たな事件が飛び込んできて、その対応に追われて過去のことを振り返っている時間はないというのはわかるけど、管理体制のずさんさは擁護できないレベルだと思う(汗)