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飲み物は常温です

冷え性に悩む主婦の毎日

昭和以前を舞台にしたミステリが好き

お題「昭和」

 

私はよくミステリを読むんだけど、舞台が昭和以前のものを好んで選ぶ。
以前は自分のそういう好みに気付かず、好きな作家さんだったり、人気のある作品だったりを選んで読んでいたんだけど、たくさん読んでいるうちに、どうも舞台が昔であればあるほど魅力的に感じる傾向にあるらしい、ということに気付いた。
たとえば横溝正史金田一耕助シリーズとか、有栖川有栖の学生アリスシリーズとか、綾辻行人館シリーズとか。
どうやらレトロな雰囲気が肌に合うみたいなんだけど、単純に最先端のハイテク機器が使えず、それ以外の情報から推理を組み立てたり、トリックを暴いたりするほかない・・・という状況そのものが好きなんだろうなと思う。
今だと、科学捜査だけでいろんなことが判明してしまうし、携帯だのスマホだのパソコンだのがあってどこにいても外部と通信できてしまう環境が整っているので、いわゆる「名探偵」の活躍の場が減ってきているように思うんだよね。
そのぶん犯人の手口も巧妙にならざるを得ないわけだけど、それにも限界があるというか・・・。
つまり昔だからこそ可能だった犯罪が、今だとあっけなく看破されてしまうことが多くなって、そのぶんトリックの幅も少なくなったような気がするんだよね。
実際、今の科学捜査は優秀で、素人が頭をひねって考え出したトリックなんてすぐ暴かれてしまうからなあ(^_^;
だからこそ、今は犯人側にも「超人的な頭脳」とか「卓越した技能」が求められるんだけど、そうなるとどんどん現実味がなくなっていくしね。
もちろんリアルの世界ではいいことなんだけど、小説の世界ではあまり範囲が狭まってほしくない。
なので警察の科学捜査が介入できなかったり、あるいはシステムが乏しくてちょっと調べただけでは犯罪を看破できない・・・という舞台設定=昭和以前の物語が好きなのかな、と思った。